クマチュー!!

セガ・ゲームミュージック / 「Beep」'86.11月号付録ソノシート



すべてのセガファンが待ち望んだ1枚!音質?そんなものどうだっていいんですよ、あの曲が聴ければ!

G.M.O.レコードのリリースが開始し、各メーカーのサントラが続々発売される中、何故か遅々としてそのリリース情報が発表されないメーカーがありました。それがセガ!!あるでしょう!出さなければならない曲が!そう!ゲーム音楽史を塗り替えたセガゲームの曲たちを何故出さない!ああ、早く聴きたい。「スペースハリアー」「ファンタジーゾーン」「アウトラン」…。もうタマは十分揃っているはず!

そんな頃、思いも寄らない斜め上からの急展開があったわけです。愛読していたゲーム雑誌「Beep」の'86年10月号に目を疑う予告が出たんですよ!次号付録にセガのゲームミュージックのソノシートが付くと!!いやー、この時ほど月刊誌の次の号を待ちこがれた事はなかったんじゃないでしょうか。そして、ようやく手に入れてそのソノシートをプレイヤーにかけたその時。一瞬のスクラッチノイズの後に流れてきた「スペースハリアー」のテーマ。そう、これ!これなんですよ!

初めて「スペースハリアー」の稼働実機を見た時の衝撃は忘れません。雑誌の画面写真では、どのようにゲームが展開するのか全く想像がつかなかったのに、それがリアルでスムース、そして死ぬほどスピーディーな3D世界を見事に表現しているのにも驚きましたが、それよりも度肝を抜かれたのがサウンドです!PCMを駆使した、本物の音に限りなく近い重たいベースとドラムの音。それは今までのゲーム音楽を一瞬で過去のものにしてしまったと言っても過言じゃないでしょう。その曲がようやく自宅で聴けた時、嘘じゃなくて鳥肌が立ったんですよ!同時収録のネームエントリーの時の音楽も好きでしてね。このソノシートでは「White summer」というタイトルだったのに、何故かその後は「Winner's Song」に変わっちゃったりね。

その他にも当時のテーブルゲームでは異彩を放つ野太い音を響かせていた「ファンタジーゾーン」も収録されてまして。特にエンディングの「VICTORY WAY」は本当に泣けるメロディでね。あの「ブァン!ブァン!」と何重にも重ねたFM音源がいかにもアーケード!という感じで、ワタシの涙腺をブワっと刺激するわけですね!あと「カルテット」!アメリカーン!で陽気な感じの1面曲もいいですが、かなり衝撃的だったのが10面曲のサンプリング!ゲームの曲がラップしとるんですよ!「カルテット」自体はあまりやらなかったゲームですけど、曲は本当に好きだったなぁ。

とにかくこのソノシートは当時のワタシには「神」でしたね、「神」!それまではなんだったんだ、という。ここからゲーム音楽の革命が始まるんだ、というドキドキね。そういう人、多かったんじゃないですか?特にセガファンの人!
  1. 2016/03/21(月) |
  2. ゲーム音楽
  3. | コメント:0
<<ビデオゲームミュージック第2弾 / 「Beep」'87.1月号付録ソノシート | ホーム | コナミ・ゲーム・ミュージック Vol.2 / コナミ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する