クマチュー!!

ザ・シークレットマン [シネマ日記]



-Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House- (2017年/アメリカ)
監督/ピーター・ランデズマン
出演/リーアム・ニーソン ダイアン・レイン マートン・ソーカス トム・サイズモア

参院選と吉本騒動の真っ最中に、この映画を観るというですね、いわゆる「ウォーターゲート事件」の情報提供者であるFBI副長官マーク・フェルトを描く話なんですけれども。

リドリー・スコット製作らしいですけど、あんまりその辺は気になりませんでした。むしろ、「しょぼくれたオヤジが実は凄い!」でおなじみのリーアム・ニーソン主演の割には、今回はニーソンアクションはゼロ!というのに驚いたと言いますか、史実を淡々と描く渋い映画になっておりまして、それはそれで面白かったですがちょっとだけ残念。

前半盛り上げながら、後半ニクソン大統領が辞任に追い込まれるあたりがいまいちさらっとし過ぎというか、カタルシスが全くないのも個人的には物足りなかったですねぇ。まぁ、そういう映画じゃないってのはわかってるんですけども。
  1. 2019/07/21(日) |
  2. サスペンス映画
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仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!DC [シネマ日記]



(2012年/日本)
監督/坂本浩一
出演/福士蒼汰 高橋龍輝 清水富美加 吉沢亮 原幹恵 岡田浩暉 木下あゆ美 鶴見辰吾

これは面白かったですよ!まず福士蒼汰と吉沢亮という、今をときめくイケメン俳優がダブルライダーで主役を張っているのがもう豪華。そして、オジサン世代には宇宙鉄人キョーダインと大鉄人17がリファインされて登場という、涙ちょちょ切れる設定!しかもキョーダインとブラックナイトの立ち位置がすごい絶妙に演出されているんですねぇ。

かなり破天荒な話ではありますが、この「仮面ライダーフォーゼ」というシリーズはそれも含めて許せる作品ですし、劇場版だけにテレビシリーズより予算があるのか、アクションシーンや特撮シーンも力が入っててよかったです。

クライマックスではテレビシリーズのゲスト出演者が総動員されるのもよかったですね。梶原ひかりとか、ほのかりんとか、滝沢カレンまで出てましたよ!アンガールズも田中に加えて山根が出てきてしっかりコンビネタやってました。

そして、ラストはグッときます。土屋アンナが歌う主題歌の「Voyagers」、これがまたいい曲なんですよ。いやぁ、「フォーゼ」は外さないなぁ!
  1. 2019/07/16(火) |
  2. アニメ/特撮映画
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怪談新耳袋 異形 [シネマ日記]



(2012年/日本)
監督/井口昇
出演/和田彩花 福田花音 中西香菜 竹内朱莉 勝田里奈 田村芽実

2012年に6人体制になったアイドル・グループのスマイレージ(現・アンジュルム)を主演に制作されたホラー映画で、今のところ「怪談新耳袋」劇場版の最終作。

『おさよ』『赤い人』『部屋替え』『和人形』の4本の短編から構成されていて、それぞれの話は独立して登場人物はかぶらないようになっています(『和人形』のみ全員別の役で登場)。

メンバーの演技は、よく言えば初々しく、悪く言えばまだ慣れてない感がありますが、まぁ、そこはおそらくアイドルコラボ作品なので置いておくとして、ホラー映画としてはなかなかシュールな恐怖エピソード満載でバラエティに富んでおり、かつ色々つっこめる作風が逆に「怪談新耳袋」らしくはありました。思ったより楽しめたので、個人的にはアリ!です。

それにしても、今のアンジュルムからするとメンバーがみんな若い!というか子供!
  1. 2019/07/15(月) |
  2. ホラー映画
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不能犯 [シネマ日記]



(2018年/日本)
監督/白石晃士
出演/松坂桃李 沢尻エリカ 新田真剣佑 間宮祥太朗

サスペンスにしてはリアリティが欠けるし、ミステリーとしてはほぼ謎なし、ホラーとしては怖さが足りない。と、どことなくジャンル映画としては中途半端な感じでしたが、ダークヒーローモノとして観てみれば結構面白かったです。テレビドラマもあるようですが、なんかシリーズ化しても面白そうな感じです。

殺したい相手を伝えれば、手を下さず心を操って殺すと言うのは「デスノート」的だし、主人公が唯一操れない相手がいるのは「MONSTERZ モンスターズ」的。他にもなんとなく元ネタがある感じもしましたが、割と設定をうまく活かしていたし、物語の二重構成、どんでん返しなど、意表をついた展開も良かったですね。

あと、GLIM SPANKYの主題歌「愚か者たち」が流れるエンドロールが、「エヴァンゲリオン」の劇場版のように螺旋を描きながらスクロールするのは非常に好み(見辛いけど)。
  1. 2019/07/14(日) |
  2. サスペンス映画
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君は薔薇より美しい / 布施明



6/11に行われた「ザ・カセットテープミュージックCD発売記念トークイベント」の、「資生堂対カネボウおしゃれコード対決」で惜しくも尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」に破れたものの、ワタシとしては絶対にこちらの勝利を確信している、昭和歌謡屈指の名曲。

上記の対決でのノミネートでしたが、その他にも「ハイトーン」と「ディミニッシュコードの駆使」でも曲名が上がってたように、とにかくおしゃれでカッコいい曲ですよね。しかもこの曲1979年リリースですよ?今聴いても古臭さを全然感じない。と言うか今の方が新しく聴ける感じ。

この曲はミッキー吉野が作曲したのは知ってましたが、バックバンドがタケ除くゴダイゴのフルメンバーだったというのをイベントで聞いて、「なるほどなぁ」と思いました。聴けば聴くほどゴダイゴの曲ですよこれは。タケが歌ったバージョンとか聴いてみたいもんですが、ないんですかね?
  1. 2019/07/14(日) |
  2. 昭和歌謡
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ゴールデン・ハーフのアダムとイブ / ゴールデン・ハーフ



ポール・アンカ「アダムとイヴの物語」をカヴァーした、ゴールデン・ハーフ後期3人時代の大傑作。

とにかくガツンとファンキー。ブリンブリンとうねる重低音ベースラインと、軽快に入るホーンセクションがイカしてるんですよねぇ。カッコいい!やっぱゴールデン・ハーフはええのう。

ところでワタシ、ももクロの「労働讃歌」を聴くとどうしてもこの曲が思い浮かぶんですよね。どっちもファンクだし、ホーンの入り方の雰囲気とか。もしかして元ネタだったりして。違うか。
  1. 2019/07/08(月) |
  2. 昭和歌謡
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5分だけのわがまま / 富沢聖子



BS12「ザ・カセットテープ・ミュージック」でスージー鈴木氏が盛んに提唱する「ミファミレド」歌謡。先日の下北沢でのイベントでも、参加者全員で「ミファミレドメドレー」を斉唱するなど、密かな(?)ブームが巻き起こっておりますね!

そんな中、馴染みある曲の中で、最強なのではないかという「ミファミレド」歌謡を発見しました。1985年の「蒼き流星SPTレイズナー」というアニメのEDテーマ、富沢聖子の「5分だけのわがまま」です。

作詞・秋元康、作曲・中崎英也、編曲・若草恵という布陣のメロディアスなバラードで、ワタシ本放送当時から非常に好きな曲だったんですが、最近久々に聴き返している時に気づきました。この曲Bメロとサビ後半のそれぞれ2箇所に「ミファミレド」が出てくるんですよ。1コーラスに2回!!静かめのバラードなのにやたらエモさがあったのは、そういうわけだったんですね!!というか、その頃から自分の中でも知らず知らずのうちに「ミファミレド」好きの血が騒いでいたのか…。

「5分だけのわがまま」は、OP「メロスのように」を歌っているAIRMAIL from NAGASAKI(Vo.野下俊哉は元RABBIT!)バージョンもあって、彼ら独特のコーラスワークが堪能できるアレンジでこちらも味わい深いですよ。

  1. 2019/06/22(土) |
  2. アニメ・特撮音楽
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小嶺麗奈も参加!「キラキラ☆魔女ッ娘☆CLUV / V.A.」



2010年に発売されたいわゆる「魔女っ子」系アニメ主題歌を、エレクトロアレンジで当時そこそこ知名度のあったアイドルやタレントに歌わせるという企画コンピレーション。発売当時、ワタシは加護ちゃんがボーカルに名前を連ねていたのと、アレンジャーにパオロ・スコッティやブーツィー・コリンズの名前がさりげなく挙っていたので思わず買ってしまいました。

全30曲のうち半数は「キラキラ」をタイトルに冠する割には少々マニアックなアレンジが多く、全体的に派手でキャッチーなアレンジを期待していたワタシとしてはいささか思っていたのと違っていた感が拭えないものでした。しかしながら中には「おっ?」と思う曲もあったわけで、中でもSexy-SynthesizerがレトロゲームBGM風エレクトロポップに仕上げた2曲、特にバニラビーンズが歌う大森玲子の名曲「LaLaLa~くちびるに願いをこめて~」は非常に好きです!その他も、杉本有美×矢野博康の「Catch You Catch Me」、真凛×真保☆タイディスコの「テレポーテーション.恋の未確認」なんかはいい感じですね。

逆に最も期待していた加護ちゃんがパオロ・スコッティらとコラボした2曲、「ラムのラブソング」「ひみつのアッコちゃん」や、磯山さやかの「見知らぬ国のトリッパー」、宮地真緒の「OVER THE FUTURE」が原曲の良さをスポイルしたアレンジだったりしたのは個人的に残念でした。ただ、今改めて聴いてみると加護ちゃんの曲はボーカルはグッドだし、前にピンと来なかった曲も結構バックトラックはオシャレだったりしますし、歌う人によってボーカルのムラはあるものの中々楽しめるアルバムなんじゃないかと思います。

そもそもこのアルバム、2009年の8月に「10月リリース」と言う事で発表され、その時点で参加ボーカルとして加護ちゃんのほかAKB48の河西智美・宮崎美穂の名前が挙がっていたのでAmazonで即ポチしたのですが、その後12月に発売延期。そしてさらに2010年2月に延期になり、発売直前になって「商品が入手できない」という理由でキャンセルされた経緯があります。すわ発売中止か!?と驚きつつも、その後すぐに発売開始となり再注文して手に入れたわけですが、発売されたCDからは大人の事情なのか河西智美・宮崎美穂が消えていました。この辺で揉めて延期になったのでしょうか?

最初のラインナップから想定すると、「テレポーテーション」が河西智美から、「花の子ルンルン」が宮崎美穂からそれぞれ真凛へチェンジしたようですね。特に「ルンルン」なんてパオロ・スコッティアレンジってこともあって、宮崎美穂のボーカルで聴いてみたかったなぁ…。

…といった感想が全て霞んでしまうほど、今年このアルバムに収録されているとある1曲が注目ポイントになってしまいました。小嶺麗奈の「ラブラブミンキーモモ」です!しかもブーツィー・コリンズとのコラボレーション!!ドラムンベース風のアレンジに小嶺さんの淡々とした歌声が乗る異色チューン。特典CDには曲についてのコメントも収録。おそらく小嶺さんの芸能人生活の中で最初で最後の歌唱音源なんじゃないかと思います。これはレアになりましたね!!
  1. 2019/06/16(日) |
  2. アイドル楽曲
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NEW LOVE / B'z

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B’zのニューアルバム「NEW LOVE」を聴きました。

ここのところのアルバムは割とそうなんですが、とても聴きやすいと思いました。前作の「DINOSAUR」から、シングルは1枚も出ていないんですが(DVD特典の「HINOTORI」を除く)、CMやドラマタイアップで聴き覚えのある曲がふんだんに入ってますので、とっつきにくさはなかったです。音的にはいつもより多少洋楽感が強いというか、乾いた感じがしましたが、そこにいつもの松本さんと稲葉さんがいる、とにかくB’zらしさというものがすごく感じられる、変わらない安心感があるアルバムです。

今回は全体的にロックテイストを推してきた感じですね。それも様々なテイストのB’zロック詰め合わせ、という感じでじっくり楽しめます。なので、目新しさという観点では、最初に聴いた時はそんなに感じなかったのですが、ゴリゴリロックでありながらマニアックになりすぎず、すべての曲になんだか以前のB’zの曲で聴いたことがある「王道のB’z感」があって、そこが聴きやすさに繋がっているんじゃないかと思いました。

収録曲はもう選べないほどどの曲も好きなんですけど、中でも「SICK」が気に入りました。結構ファンキーで跳ねた曲が多い印象の今作の中でも、特に跳ねた感じが素晴らしいです。イントロのクラビネットとブリブリのベース(特に中盤のベースソロ!)がカッコ良すぎてたまらない。ベースはツアーメンバーのモヒニさんのようですが、ツアーで演奏を聴くのが本当に楽しみです。ジェフ・バブコのオルガンが暴れまくるアウトロもいいですね(珍しくフェードアウト!)。

それから「恋鴉」は、タイトルでなんとなく和風のスローバラードを想像していましたが、いざ聴いてみるとワウの効いたものすごいヘヴィでパワフルな曲で驚きました。と思えばサビでB’zらしくなるという。この曲も好きですね。

バラードと言えば、今回バラードと言えるバラードがないんですね。一応「マジェスティック」がその立ち位置のようですし、ジョー・ペリーが参加した「Rain & Dream」なんかは、夜お酒を飲みながら聴くのにしっくりくるスローでブルージーなバラードと取れなくもないですが、お得意の壮大なメロディアスバラードをバッサリ切ったというのは、ちょっと残念ではありますがアルバムのバランス的には良かったんじゃないかと思います。

そんな中、お気づきかとは思いますが非常にクセの強い曲がありまして、それが「Da La Da Da」なんですけど、初めてこれ聴いた時はもう笑ってしまったというか、多分多くの人が思ったと思いますが「本当にツェッペリン、お好きなんですね」というか、すいません、大好きですこの曲。もうずっと繰り返し聴いてしまう。

というわけで、このアルバム、ワタシはとても好きです。B’zファンにもロックファンにも、いやすべての方にオススメです!!新しいB’zサウンドを聴かせてくれそうなライブも楽しみですね!



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NEW LOVE (通常盤)

テーマ:B'z - ジャンル:音楽

  1. 2019/06/07(金) |
  2. B'z CDレビュー
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新宿三丁目の異空間カラオケパブ・てあとろん

よく観ているBS12の「カセットテープミュージック」という番組で、マキタスポーツ氏が新宿三丁目の「てあとろん」という店の話題を喋っていて前のめりになりました。ワタシが大学時代にサークルの仲間と時々行っていた店です。

もう無くなったと聞いていますが、確か最後に行った90年代前半頃は、カセットテープでカラオケを流すカラオケパブのような店でした。そのカラオケというのが、実際に売られているレコードやCDからボーカルトラックのレベルを下げて録音したもので、歌詞カードをコピーした歌本を見ながら歌うというものです。

曲のセレクト方法は紙に曲名を書き、係の店員に渡すとその店員がドバっと並べられたカセットラックから曲を探し出し、手動でカセットをチェンジするという完全手作業。しかもそこはボックスでなくパブでしたから当然他の客も入っていて、自分がセレクトした曲が流れると、店の中央にあるステージにいちいち歌いに行かなければならないのです。次にどんなリクエストが入っているかわからないので、メジャーな曲を選ぶと他の人とかぶる可能性もあるし、イントロが短い曲だとほとんど歌い出しに間に合わなかったりというハプニングが起こります。番組でマキタ氏が言っていたように選曲にはかなり慎重になった記憶があります。

しかし、その店にはそれを補って余りある他のカラオケにはない大きな魅力がありました。それはマイナーなアルバム収録曲や、マニアックなアニソンが異常に充実していたと言う事です。当時通信カラオケというものはまだ出現前で、レーザーカラオケ主流の時期だったため、新曲の入りもかなり遅く、曲もメジャーなヒット曲に限られるところがあったので、ちょっとしたマニアックな歌を歌って他人と差をつけたい人は大いに不満を持っていたのです。

しかし、このシステムならかなりマイナーなマニアック曲でも歌う事ができたし、ない曲があればリクエストすれば数日後には入れてくれていました。よく行っていた頃の仲間内では、当然他の客にはさっぱり分らないであろうマニアックな曲しか歌わず、いつも内輪で大盛り上がりしていたが、今思うと、さぞ無気味な集団だったのではないかと思いゾッとしました(笑)。あの頃は若かった…。

多分、今だとこの形態の店をやるのは、著作権とかのコンプライアンス観点から難しいんでしょうねぇ。昭和の終わり〜平成の始まり頃ならではのカルチャーを堪能できたのは、幸せな思い出です。

  1. 2019/06/01(土) |
  2. レトロ
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