クマチュー!!

T字路sニューアルバム「T字路s」リリースツアーファイナル/渋谷CLUB QUATTRO



5/11に、渋谷CLUB QUATTROで行われたT字路sのライブに行って来ました。

T字路sのライブ体験は今回が初となります。彼らの事を知ったのは2015年。当時ワタシには浅川マキブームが起きていまして(今もですけど)、そんなところにT字路sが「少年」をカバーしているのをYoutubeで偶然観てしまったんですが、とにかく、ボーカルの伊東妙子さんのボーカルが衝撃的!!GLIMのレミさんの声もたいがいでしたけど、妙子さんのまさに魂の叫びのような声は、なんか別次元のインパクトなんですよ!!

これはなんとしても生で聴いてみたいと常々思っていたのですが、そんなT字路sが、デビュー7年目にして初のフル・アルバムをリリースし、そのアルバムを引っさげてのワンマンライブが開催されるという事で、遂に行ってきました!!いやー、良かった!!本当に楽しいライブでしたよ。

T字路sはボーカルギター(妙子さん)とベース(篠田智仁さん)の2ピースバンドなんですけど、ライブはそこに今回のアルバムのレコーディングに参加したミュージシャンがそのままサポートで参加する形でした。妙子さんは歌ってる時はまさにあの声でド迫力!!日本の至宝だと思いますねあの声は。そして篠田さんのベースも渋い!!多くを語らない方でしたが、後ろでしっかりバンドを支えてる感じがいいですね〜。

ライブ全体としてはやはりあの昭和感!!これが実にたまらない。やってる曲もブルースからジャズ、フォーク、カントリーに昭和歌謡と、幅広くて楽しい。あと、ドラムレスなんですよ。元々CD音源からドラムは入ってないけど、ライブにもドラムがいない。なのに基本リズムがベースとギターのみであのノリは素晴らしい!

アルバムの曲はほとんどやった気がしますし、それらの曲はもちろん良かったんですけど、中でもジャジーな「あの野郎」とか良かったですねぇ。今いつの時代?みたいな感じで楽しく盛り上がる「銀座カンカン物語」、妙子さんがギターを手放して歌う日本語カバー「電気椅子」、「T字路sのテーマ」はやはりの大盛り上がり!!そして圧倒の「愛の讃歌」!!魂が震えるとはまさにこの事。楽しすぎてどれが良かったとかほとんど忘れた!!個人的には「少年」が聴けたのが一番嬉しかったなぁ。このカバーからT字路sを好きになりましたからねぇ。

で、曲間の妙子さんのMC。やっぱり想像した通りのチャキチャキで楽しいお姉さんでしたが、喋ると歌ってる時とは全然違う、舌足らずのかわいい声でギャップがまたいい!!箱が小さいせいもありますが、バンド全体のアットホームな感じも良かったですねぇ。途中でちょっと長めの休憩(おしっこタイム)が入るのも珍しいですけど、おじさんには助かった!!

渋谷CLUB QUATTROは700人くらいの箱ですけどかなり埋まってましたし、観客の年齢がバンドの性質上結構高めではありましたけど、いい感じで盛り上がっていました。今回珍しくライブ前に酒を飲んだんですけど、そんなほろ酔いな感じで観たのもあって実に居心地が良かった!!また機会があったらライブに参加したいです。あと、サポートの下田さんのトランペットがすげぇ良かったので、カンザスシティバンドも聴きたくなった!とにかくT字路sとサポートの面々の皆様には、こんな感じのライブを末永く続けて欲しいですね。
  1. 2017/05/14(日) |
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ライト/オフ [シネマ日記-1018]

ライト/オフ ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

-Lights Out- (2016年/アメリカ)
監督/デヴィッド・F・サンドバーグ
出演/テリーサ・パーマー ガブリエル・ベイトマン ビリー・バーク マリア・ベロ

一人暮らしの若い女性レベッカは、実家に出没するようになった電気を消すと暗闇から現れて襲って来る謎の女から、母親と幼い弟を救おうとするのだが…、という話。いやー、久々になかなかインパクトのあるホラーでしたね!!電気が点いていると見えなくて、消えて暗くなるとなんだかわからない不気味なもののシルエットがうっすら見える。そして電気を点けたり消したりしているうちにだんだん近づいてくる!!何故今まで思いつかなかったのかという、まさにアイデアの勝利!!暗闇が怖いという心理をこういう表現にした結果、映画の中でも暗くなってる場所がとにかく怖いという、ものすごい効果を生んでました!!

そもそもの元ネタとなった短編を観た時に「こりゃ怖い!」とゾクゾクしましたが、それを長編映画化したのがこの作品。で、やっぱり一番怖いのが冒頭、タイトルが出るまでのシーン。短編に出演していたのと同じ女性が点けたり消したりをやるんですけど、もうそこから怖い!!久しぶりに家でホラーを観てて「おぉ!!」と声が出ましたよ。まぁ、出オチの一発勝負みたいなところもあるんで、本編でも同じ感じでそれが繰り返されるとだんだん慣れてくるんですけどね。

まぁでも話もサクッと短くまとまってますし、出て来る怪物(?)はいわゆる貞子のようなテイストの不気味さがあったりする(こっちの方がいささかバイオレンシーですが)ので、Jホラーが好きな人でもツボなんじゃないでしょうかねぇ。まぁとにかくね、画面が暗くなると、とにかくどこからか何か出て来るんじゃないかともうハラハラなんですよ!!「暗くしちゃだめ!!」「これどうすりゃいいの!?」「志村!!うしろうしろ!!」的な?

最後も、怪物のその出自からなるほどそういう結末になるかぁ、となんとなく納得できましたしね。結構ラストはあっさりなんで、もうちょっと盛り上げてくれても良かったかなぁとは思いましたが、そこは腹八分目でクドくしないのがちょうど良かったのかも。
(WOWOW)

テーマ:ホラー - ジャンル:映画

  1. 2017/05/14(日) |
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クリーピー 偽りの隣人 [シネマ日記-1017]

クリーピー 偽りの隣人[Blu-ray]

(2016年/日本)
監督/黒沢清
出演/西島秀俊 竹内結子 川口春奈 東出昌大 香川照之

6年前に起きた一家失踪事件を追う元刑事の犯罪心理学者・高倉が、妻と共に引っ越した新居の隣人はどうも様子がおかしい。そして彼ら夫婦は、世にも恐ろしい事件に巻き込まれていく…、という話。原作の小説は未読ですが、黒沢清監督の久々のホラー・サスペンスという事で、そこそこ期待して観てみましたよ。確かに黒沢清ならではの独特な嫌な感じが漂う映画ではありましたけど、残念ながらホラーとしてはイマイチ、ミステリーとしても、う〜ん、という感じでしたなぁ。

まず、映画のタイトルがイカンと思うんですよねぇ。「偽りの隣人」って、もうタイトルで半分ネタバレじゃないですか。予告でもやってる「あの人〜」のセリフもキャッチコピーとかにしちゃダメ!!そこは何も知らずに観て、はじめてそのセリフで衝撃を受けるわけじゃないですか!!それ観る前から言っちゃうから、真相が完全に読めてしまうというかね。

まぁ、それは百歩譲って前半は良かったですよ。2つの事件がどう絡んでくるのかとか、結末が分かっててもどのようにそこに至るのか、展開がまったく分からない感じとかですね、全体に漂う不気味な雰囲気とかすごく良かったと思います。それが後半になって、例の人の正体が分かったとたん、「これは日本の事件なのだろうか?」「そんな事ある?」というようなぶっとんだ展開になる。アメリカの片田舎が舞台の猟奇ホラーならまだ分かりますけどね、日本の住宅街でこれはリアリティがない。

ストーリーも偶然に頼りすぎた組み立てがどうも気になるし、意味ありげに出て来た人が途中で放置されて出て来なくなるし、登場人物が警察含めてあまりにも無能。とにかくどうも納得できない要素が多すぎるんですよねぇ。結末もね、あそこで終わっていたら「すげぇ嫌な映画!!」でそれはそれで良かったかもしれないのに、蛇足のように、しかも伏線でバレバレなラストシーンがあって、そこでカタルシスでもあればいいけどそれもないという(そこで嫌な感じにしたかったのかも)…。香川照之がいい味出していただけに、個人的にはちょっと残念な映画でしたねぇ。
(WOWOW)

テーマ:サスペンス映画 - ジャンル:映画

  1. 2017/05/11(木) |
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ヒメアノ〜ル [シネマ日記-1016]

ヒメアノ~ル 通常版 [Blu-ray]

(2016年/日本)
監督/吉田恵輔
出演/森田剛 濱田岳 佐津川愛美 ムロツヨシ

冴えない清掃員の岡田は、同じく冴えない職場の先輩・安藤が好きになったカフェの女子店員・ユカのキューピッド役としていろいろな願い事をやらされるはめになる。同じくして、ユカの周りに岡田の同級生だった森田が、ストーカーのようにうろつくようになるのだが…、という話。恋愛映画とハードな猟奇殺人映画のハイブリッド、さらにはサイコパス殺人鬼にジャニーズの森田剛(V6)!!と話題になり気になっていましたが、どんなもんか!?と観てみました。なるほど、なかなかな猟奇恋愛ホラー映画に仕上がっておりましたよ!なんじゃそりゃ!?

恋愛映画パートとしては、岡田とユカの恋愛は、先輩のムロツヨシの怪演もあって、そこだけでも恋愛コメディと仕上がってるんですけど、なぜあんなに美人のユカ(佐津川愛美が非常に可愛くてよろしい)があの冴えない岡田(まさに濱田岳)を好きになるのか?というところが、「イニシエーション・ラブ」ばりのミステリーでもあるのか!?と、どうしても勘ぐってしまいましたよね。まぁ、何があるかどうかは見ていただくとして。

そして、一気にホラーと化す後半(タイトルの出し方が秀逸)!とは言えね、猟奇ホラーとか嫌〜な映画とかはそれなりに結構観てますんで、内容的には言うほどハードではないとは思うんですけど、でもそれをV6の森田君がやってるってのがね。しかもかなりハマってるのがね、これがジャニーズ的にもOKってのがすごいんですけどどうだったんですかね?ファンとか結構キツい描写があったと思うんですけど、まぁ、日本の映画としては頑張ってる感じですよね。ヤバいもの観てる感はなかなかあったのでは?

結局のところ、サイコパス殺人鬼は特に快楽殺人というわけではなく、理由があって生まれたみたいになってて、ラストのエピソードとかも救いを残すような結末ではありましたけど、個人的にはもっと正体不明な、それこそ理由もなしに無表情、無感情に日常的に人を殺すヤツの恐ろしさ、という感じで後半畳み掛けても面白かったんじゃないのかなぁ、という気もしました。とことん後味を悪くするというかね。ハラハラ、ゾクゾク感からすると、ちょっとフワっと終わってしまって物足りない感じでしたかね。
(WOWOW)

テーマ:サスペンス映画 - ジャンル:映画

  1. 2017/05/07(日) |
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