クマチュー!!

沈黙の鉄拳 [シネマ日記-977]

スティーヴン・セガール 沈黙の鉄拳 [DVD]

-A Dangerous Man- (2009年/アメリカ)
監督/キオニ・ワックスマン
出演/スティーヴン・セガール マーライナ・マー ジェシー・ハッチ バイロン・マン

元特殊部隊で殺人の冤罪で投獄されていた男が、出所後に巻き込まれた抗争でギャングを殺しまくるという話。結構面白かったです!格闘戦!銃撃戦!そしてお姉ちゃん!いかにもセガールなフォーマットを踏襲しながらも、テンポもよく二重三重の見せ場が用意されてまして、満足感も高かったですぞ!

今回セガールは、妻を襲ったチンピラをボコボコにしただけなのに、その後チンピラが死体で発見されて、元特殊部隊ってだけで誤認逮捕されて監獄にぶち込まれるんですが、てっきり脱獄して冤罪を晴らすため暴れまくるのかと思いきや、6年後にあっさり無実が証明されて出所!しかもその6年の間に妻に逃げられ、へこんで自暴自棄になる!ってのが結構意外な展開。…なんですが、出所後はむしろ逆に人殺しまくりになって、いつものセガール節に突入!冤罪の前振りは何だったんだ?全く意味なし!って、まぁやっぱりこの人の映画らしいんですがね!

結果、悪徳警官と中国マフィアVSセガールと彼が救ったロシアンマフィアの親子、って構図になるんですが、セガール以外の仲間が結構ピンチになるのでハラハラするのが良かったですね。まぁセガールが相変わらず無敵なので安心なんですけど。セガールのボコり方も、今作はなんかより一層エグい感じがしましたよ。ラスボスはセガール映画の常連、バイロン・マンなんですが、かなり冷酷なキャラだったんで、ラストのタイマンやとどめの刺し方はかなりスッキリしましたね!!

欲を言えば、悪徳警官は別の形で制裁してくれると溜飲が下がったかもしれませんが、セガール映画なんでこれでいいです。おすすめ!
(BS)
  1. 2016/06/22(水) |
  2. セガール
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トランスフォーマー/ロストエイジ [シネマ日記-976]

トランスフォーマー/ロストエイジ [Blu-ray]

-Transformers: Age of Extinction- (2014年/アメリカ)
監督/マイケル・ベイ
出演/マーク・ウォールバーグ ニコラ・ペルツ ジャック・レイナー ケルシー・グラマー

「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の続編でシリーズ4作目。否定派の迫害を受け姿を消していたトランスフォーマーが謎の組織に追われ、それを助けた発明家とその娘、娘の恋人とともに謎の組織の陰謀を暴くという話。いやー、今回も凄かったです。2時間45分もあるのにほとんどダレない。全篇クライマックス級の展開がノンストップで進行するんですが、まぁよくこんなに見せ場を詰め込むなってぐらいで、正直シリーズ2、3本観たくらいな気分になりましたよ。もうおなかいっぱいでゲップが出そう!!

前作の続編の体ではありますけど、人間側の登場人物は全取っ替えでまったく繋がりなし。まぁそれでも全然問題ないところがこの映画のすごいところですね!ストーリー的にはトランスフォーマーの活躍が街の破壊とか人類に不利益ももたらすので迫害するとか、それを利用しようとする発明家や組織が出て来るところなどは、近年のヒーローものではよくある感じのシチュエーションですね。しかも、さらに続きそうな感じで終わるんですけど、今回のキャストは出しても出さなくても、どういう形にでも進められそう。作ろうと思えばどんだけでも作れそうですよ。

あと、トランスフォーマーだけではなく、人間側のアクションにも見せ場を用意してるのもいい。高所恐怖症の人は思わず目を覆いそうなシーンとか、後半舞台が中国に移ってからの「これはカンフー映画か?」と思ってしまうようなシーンなどが「まだあんの!?」と驚くほど次から次へと惜しげも無く出てくるんですよこれが!!それにしてもマイケル・ベイという監督はすごいですよ。いろいろ言われてますけど、ワタシとしてはこんなの見せられたらホント感服しますよ。しかももう4作も作ってるんですよね。すごいなぁ。ベイ監督にはこの調子でこれ系の映画をどんどん作って欲しいですね!
(WOWOW)
  1. 2016/06/18(土) |
  2. 映画(アクション)
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おっぱいバレー [シネマ日記-975]

おっぱいバレー [Blu-ray]

(2009年/日本)
監督/羽住英一郎
出演/綾瀬はるか 青木崇高 仲村トオル

弱小中学男子バレーボール部の顧問となった女教師が、「1勝したらおっぱいを見せる」と約束した途端、やる気のなかった部員たちが大奮闘するという話。タイトルを見ただけで、世の殿方たちは「綾瀬はるかのおっぱいが見れるのではないか?」という1点のみが気になると思われますが、観終わった後には、そんな事を考えた自分が恥ずかしくなるような、さわやか青春映画でございました!

もうですね、想像した通りに物語が展開していくわけですね。ヒネリがまったくないんです!青春映画のお約束オンパレードですね。でもいいんです!なんせおっぱいですからね。ホント、いつの世も、中学生男子ってバカだよなぁ〜と、微笑ましくなってしまいますよね。時代設定が1979年という事で、ほぼ世代がジャストミートなんですけど、まさにあの頃な舞台背景や小物なんかは懐かしくて良かったです。BGMもあの頃のヒットソングが使われているんで、この映画の後「イニシエーション・ラブ」観たら面白いかもですよ!

ラストシーンは「あばれはっちゃくの最終回か!」と思わずツッコむほどベタなんですけど、それもまた良し!ワタシ的には「メチャクチャ面白い!」というわけでもなかったですけど、世代が合う人にはツボにはまるかもですよ!ちなみに「綾瀬はるかのおっぱい」は見れるのか?ですが…、それは観てのお楽しみという事で!
(BS)
  1. 2016/06/16(木) |
  2. 映画(青春)
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009 RE:CYBORG [シネマ日記-974]

009 RE:CYBORG 通常版 [Blu-ray]

(2012年/日本)
監督/神山健治
出演/宮野真守 小野大輔 斎藤千和 勝部演之

世界各地に散らばっていたゼロゼロナンバーサイボーグたちがギルモア博士に再招集され、各国で勃発した自爆テロ事件を阻止するため活躍するという話。監督が神山健治ということで、まさに「サイボーグ009」ミーツ「攻殻機動隊」という趣き!あのヒーロー達が未来的でサイバーな世界で活躍するクールな作品になってました!!

再解釈された「サイボーグ009」の設定やストーリーはなかなか「そうきたか!」という感じで良かったです。「ヤマト2199」の例もありますけど、こういう昔のアニメの新解釈リメイクはワクワクするんですよね。この作品はリアリティはありますけど「攻殻」ほどではなくて、ヒーローアニメ的な破天荒さや外連味もちゃんとあったりします。昔のアニメっぽいアツさがちゃんとあるのが楽しいんですよね。加えて政治問題や仲間との確執など、大人の鑑賞にも耐えうるエッセンスを加えているところは、近年のアメコミ実写映画にも通じるところがあります。

映像はすごくキレイ!3D-CGとセルアニメ手法を融合したとのことで、以前のCGアニメよりは人物のデフォルメやメカのマッチングに違和感がないのは確かです!でも、やはりまだ人物のグラフィックはノッペリとしてしているし、動きもヌルっとしてるんですよ。ここは、どうしても80年代アニメの鬼のような描き込みの味に追いつかない感じですねぇ。それから、ストーリー上途中退場するメンバーもいて、全員が力を合わせて活躍しないのも不満が残ります。

一番残念なのは結末がどうなったのかイマイチハッキリしないところ。伏線っぽい部分も回収があいまいで、セリフだけで考えさせるように終わるし、なにより神とか宗教的な世界になっていくのがちょっと…という感じでした。続編(前日潭でもいい)、作って欲しいですけど、どうなんですかねぇ…。
(WOWOW)
  1. 2016/06/11(土) |
  2. 映画(アニメ/特撮)
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沈黙の鎮魂歌 [シネマ日記-973]

スティーヴン・セガール 沈黙の鎮魂歌 [Blu-ray]

-Driven To Kill/Ruslan- (2009年/アメリカ)
監督/ジェフ・F・キング
出演/スティーヴン・セガール イゴール・ジジキン ドミトリー・チェポヴェツキー

元妻を殺され、娘を傷つけられた男が、黒幕の息子でもある娘の婚約者とともに復讐に立ち上がるという話。これぞまさにセガールフォーマット!!相変わらずの無敵セガールが堪能できます。製作陣、分かってらっしゃる!!

今回のセガールの役どころは、元ロシアン・マフィアのボスで、今は作家を生業とする男(って何それww)。人物関係はちょいとややこしいですけど、話はかなり単純なので全然考えずに観れます。いつも通り!!あと、今回大塚明夫の吹き替えで観たのでアツさ一割増!!敵とかわすセリフからも「俺は無敵」感が半端なくてニヤニヤしちゃいますね!

アクションも銃撃戦と格闘戦もどちらかに偏るという事なくバランスがいいですし、黒幕の敵マフィアボスを演じたのが、「沈黙の嵐」で強敵の傭兵を演じたイゴール・ジジキンってのも良かったです。憎たらしいし、やられても何度も立ち上がり、なかなかタフ!さらにセガールに軽傷を負わせる!でも、セガールは蚊に刺されたほどもダメージを受けてなくて容赦なく抹殺!さらに上を行く無敵男っていう事です。この安心感!

欲を言えば、手を組むのが敵ボスの息子なんで、そこを活かしたバディ感とか、葛藤感とかをもうちょっと描いてくれれば、話的にもっと盛り上がった気もしますけどねぇ、まぁ、セガール映画なんでね。あと、やっぱりこの作品にも怪しいストリップバーは出て来ました。お約束!!
(BS)
  1. 2016/06/09(木) |
  2. セガール
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セガ・ゲーム・ミュージック Vol.1 / セガ [ゲームミュージック回顧-010]

満を持して真打ち登場!当時最高峰のゲームミュージック!!



【TAPE】セガ・ゲーム・ミュージック Vol.1 / セガ

'86年も終わろうとしていた12月21日、遂にセガのサントラ第一弾が発売されるという事でレコード屋へ馳せ参じたのですが、どこにもLPが売っていない!もう売れてしまったのか、単に入荷していないのか?このまま手ぶらで帰らなければならないのか…と意気消沈していたところ、カセットテープのコーナーに1本発見したのがこれでした。正直レコードで買いたかったんですが、それにも増して今聴きたい!今すぐ聴きたい!という想いが勝ち購入、買うやいなやパッケージを開封し、帰りの電車の中ウォークマンで聴いたのでありました!

まず、ようやく聴けた「アウトラン」ですよ!「MAGICAL SOUND SHOWER」からスタートするわけなんですけど、「アウトラン」と言ったらやっぱりこの曲!ラテンっぽいフュージョンなんですけど、まぁ本当にマジカルなサウンドのシャワーなわけですよ!イントロのドラムフレーズ聴いただけでこれは本当になんか、別次元のゲームサウンドが来たとマジで実感しましたね。Aメロの耳に残る印象的なメロディ、途中のアドリブ風ソロ、そしてラストのリフレインまでちゃんと1曲の曲として完成してるってのが衝撃でした。

そして、ワタシが実際のプレイでほどんどこれを選択していた「SPLASH WAVE」(このアルバムでは「PASSING BREEZE 」)!この曲は本当にカッコいい。イントロの左右にパンする音、ワタシとしては「MAGICAL〜」以上にこれぞ「アウトラン」を感じるメインメロディ。アタック感とスピード感のあるドラム。常に細かく鳴っているハイハット音。軽妙なハンドクラップ。アガるサビメロ。特に後半、このサビメロがどんどん発展していくのが素晴らしいです(ゲーム進行でもゴール前あたりにこの展開がくるので興奮するんです!)いや〜素晴らしい!

あと、「PASSING BREEZE」(このアルバムでは「SPRASH WAVE 」←しかもスペルミス)。この曲は一番落ち着いた曲で、当時は全く選ばなかったんですけど、最近になってこの曲の魅力に気づきました。「LAST WAVE」もいいですよね。これらの曲を、いつかマイカーのカーステレオで鳴らしてドライブするのが夢でしたが、十数年後、それが叶った時には正直感動しましたね…(遠い目)。

「アウトラン」の曲は、当時の技術で極限まで生演奏に近づけているけど、所詮内蔵音源でプログラミングして鳴らす曲であって決して完成されていないというところに逆に魅力を感じます!これは、その後作曲者が「ここまでやりたかった」として作ったものをはじめ様々なアレンジバージョンが発表されてますけど、それが音的にグレードアップしてるにもかかわらず、何一つオリジナル版より魅力を感じるものがなかった、ってのに如実に現れている感じです(個人的な感想です!)。

「スペースハリアー」は、Beepソノシートからは格段に音質がクリアになってましたし、メインテーマはラストまでフェードアウトしないで完全収録、さらにボステーマもじっくり聴けたのが感動でした。「SQUILLA」「IDA」「VALDA」あたりが好きなんですよねぇ…。あと、おまけのように入っている「アレックスキッドのミラクルワールド」ですけど、なぜかこれだけMarkIII版。個人的にはアーケード版の「ザ・ロストスターズ」か、何か別のアーケード作品の曲を入れて欲しかったんですけどねぇ…。「ヘビーメタル」とか!
  1. 2016/06/06(月) |
  2. ゲームミュージック
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黒い十人の女 [シネマ日記-972]

黒い十人の女 [DVD]

(1961年/日本)
監督/市川崑
出演/船越英二 岸恵子 山本富士子 宮城まり子 中村玉緒 岸田今日子

浮気者のテレビプロデューサーを、妻と数多くの愛人が殺そうと計画するという話。レトロモダンでスタイリッシュ!もう55年も前の映画ですけど、クールな画角や演出、クレジットの出し方など、既に市川崑テイストが確立されていてステキです!古い映画だからモノクロなんですけど、それが逆に今観るとオシャレなんですな!

最初は大人数で殺人計画をする完全犯罪サスペンス!みたいな話かと思ったんですが、観てるうちにどうもそんなでもないらしい。そもそも出て来る女の名前が姉妹でもないのに番号順になってるとか、やたら本妻と愛人達の気が合ってるとか、幽霊が出て来て解説入れるとか、これはもしかして誰かの脳内ファンタジーなんじゃないかと疑い始めてしまうんですよね。結末はどうなるのかは観て頂くとして、個人的にはあまりに哲学的な問答になる終盤と、何か起こりそうでそのまま終わってしまうラストはちょっと残念な感じがしました。あっと驚くような展開を期待しましたが、これはこれでらしいと言ってしまえばそうかも知れませんけどね。

それはそれとして、とにかく出演している往年の名女優さんたちがキレイなんですね。特にメインの岸恵子。市川金田一ではなくてはならない方ですけど、この人は本当に変わらず美しい。若い頃は声が甲高い感じだったんですねぇ。それから岸田今日子。この頃の今日子さんはクールでカッコいい!女子にモテそうな女子ですな。そして中村玉緒!玉緒さん二十歳ちょっとの頃ですが、ルックスも声もキュートでかわいい!宮城まり子は、元祖ロリボイスの不思議ちゃん!?

男優だと、主演の船越英二はワタシの年代だと「熱中時代」の校長先生がなじみ深いですけど、この頃は英一郎より甘いマスクのイケメン。ただ、この作品だとプレイボーイだけど優柔不断で女々しくて言い訳がましく、なんで何人も愛人ができるのかよくわからないようなキャラではありましたがね。あと、伊丹一三がすごいチョイ役で出るんですけど結構この頃から存在感ありますね。そして本人役のクレイジーキャッツ!若い!
(BS)
  1. 2016/06/05(日) |
  2. 映画(サスペンス)
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リアル鬼ごっこ(2015) [シネマ日記-971]

リアル鬼ごっこ 2015劇場版 プレミアム・エディション [Blu-ray]

(2015年/日本)
監督/園子温
出演/トリンドル玲奈 篠田麻里子 真野恵里菜

女子高生が謎の何かに追われ、ひたすら逃げるという話。こりゃえらいもの観たなという感想です!映画館に行った人はどんな気持ちで劇場を後にしたのだろう??園子温作品だと「TOKYO TRIBE」が奇跡のように面白かったので、当然振り切ったホラー映画を想像するじゃないですか!これがとんだカルト映画だったというね!一般の映画館でこれ上映しますか!とにかくシュールです!わけがわかりません。

つかみはすごく良かったんですよ。いきなりバスが何かに水平にスパーっと!まっぷたつにされ、主人公以外全員上半身が無くなって断面から血がピューピュー吹き出してるとか、道行く人が次から次へと斬られて首無し死体の山が出来るとか、その絵面の強烈さに「こりゃもしかしてすごいスプラッター映画くるか!?」とめっちゃくちゃ期待したんですけどねー。後はもうシュールな展開が繰り返されるのみ!しまいには斉藤工がパン一で登場して「おいおい!」ですよ。エンディングテロップが出た後の一言は「なんじゃこりゃ!?」でしたよ(みんなそうでしょw?)!

トリンドルちゃんも麻里子様も真野ちゃんも終始あわあわしているだけでほとんどセリフらしいセリフなしで、パンチラ見せてホケーっとした顔で走るだけって、みんなよくこの映画出たな!という感じでしたねぇ…。途中で嫌な予感がし始めるんですよね。同じ登場人物が異なるキャラで登場しだしたり、こういう状況になった原因を知っていそうなのに今は言えないとか言い出したり、よもや夢オチじゃあるまいな!とか思いましたけど、結局は当たらずとも遠からずというね…。しかも説明よく分からないし、結局どうなったかもわからず終わる。すごくモヤモヤする!!

園子温監督は原作の「タイトルのみ」にインスパイアされたという事で、原作すら読んでないという事は知っていたので、原作との乖離は特に気にしませんけど、さすがにこの映画はどうしちゃったの?という感は拭えませんよねぇ。とにかくカルトな映画が撮りたかったのか、なんでもいいから頭に浮かんだ事を映像化したかったのか、JKのパンチラが撮りたかっただけなのかは知りませんが、ワタシには結局よく分からない映画でした。

あと、GLIM SPANKYの主題歌一切流れない!…てのは結果的には良かったと思います。イメージが合わなさすぎなので。
(WOWOW)
  1. 2016/06/04(土) |
  2. 映画(ホラー)
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キングスマン [シネマ日記-970]

キングスマン [SPE BEST] [Blu-ray]

-Kingsman: The Secret Service- (2014年/イギリス)
監督/マシュー・ヴォーン
出演/コリン・ファース サミュエル・L・ジャクソン マーク・ストロング タロン・エガートン マイケル・ケイン

秘密裏に活動するスパイ組織「キングスマン」の候補生として選ばれた主人公が、様々な苦境を乗り越え、一人前となって活躍するお話。イギリスのスパイ映画と言えば007シリーズですけど、本作は特に初期のそれを彷彿とさせまして、スリルとユーモアのあるアクション映画となっておりました。いや〜、これは面白かった!ちょっとやりすぎなエログロバイオレンスな表現があるんで残念ながらR-15指定ですけど、これその辺上手く抑えて作ったら中学生以下の男子とかスゲー夢中になりますよ!?

ちょっとクラシカルでありながら実は最新鋭という突拍子もないスパイグッズとか、男子としては本当にワクワクしますし(特に傘!)、それを最初に伏線的に見せて、クライマックスでちゃんと活用するとかですね、いかにも007じゃないですか!これでカーアクションとボンドガール的なお色気があったらカンペキでしたけど、まぁそこは新人誕生編なんでそこまで盛り込むとえらいことになりますからしょうがないか。

世界を変えようと企むボスとメチャ強い部下、という組み合わせもベタですけど、まぁ、描き方に工夫があるんで古くさい感じはしません。ラスボスの最終兵器は、起動中ずっと手のひら当ててないと止まるとか、まぁ昔の007のボス的なツメの甘さで笑えます!「マトリックス」を思わせるような、「ちょっと敢えてオーバー気味にしてみました」というような戦闘シーンとかも外連味があって、ショーン・コネリーやロジャー・ムーアがもっと若くてアクションできたらこんな感じになったんじゃないかとか妄想もできますよね。そういう意味でも見事なオマージュ。

でも、ストーリーは結構工夫してあって、「え!?そうなるの!?」的な、結構想定外の展開をするのは驚きます!それから、ちょっと前に観た地味映画「リピーテッド」に出ていたコリン・ファースとマーク・ストロングがこんな派手な映画で再共演してたのにも驚きましたね。あとマーク・ハミル!!なにはともあれ続編やるようなんで次は映画館で観たいですね!個人的にはコリン・ファース演じるキングスマンのエピソード・ゼロも観てみたい。あと、監督のマシュー・ヴォーンには、ステイサム主演のこういうアクション映画も撮ってもらいたいなぁ!
(WOWOW)
  1. 2016/06/04(土) |
  2. 映画(アクション)
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予告犯 [シネマ日記-969]

映画 「予告犯」 (通常版) [Blu-ray]

(2015年/日本)
監督/中村義洋
出演/生田斗真 戸田恵梨香 鈴木亮平 濱田岳 荒川良々

シンブンシというネットで犯罪予告を繰り返すカリスマ自警団と、それを追う警視庁サイバー犯罪対策課の女刑事との攻防を描く話。

最初から犯人が分かっているタイプのクライムサスペンスなので、犯人探しのミステリーというよりは、いかに犯人がその行動を起こしているのか、そして警察との攻防にどう決着がつくのかがこの映画の見所となってます。ネットで炎上騒ぎを起こした者や悪徳政治家などを私的に制裁していく姿は、法に反するとは言え溜飲が下がる。でも悪は悪!ということで、結末はなんとなく絶望しかないんじゃないかっていう、ピカレスクロマン風な感じで進んでいくわけです。

個人的には最後まで結末の予想がつかなくて面白く観れました。観終わっても、納得できる着地点だったと思いますし、ほどよいサスペンスと、私的制裁のカタルシス、そしてどんでん返しってほどでもないですが、裏をかかれるようなストーリーも良かったです。途中、犯人は警察を出し抜きまくる割にはやたら詰めの甘い部分も多くてですね、こんなんで逃げ果せるのか、脚本の穴なんじゃないかとか思っちゃうんですけど、それすらこの映画のキモだったというね。あとちょっとした感動もありますしね!!

ただ、この人物設定なんでしょうがないんですけど、途中で回想が入ってテンポがダウンするのがちょっと残念でした。あそこはもうちょっとうまく見せられないかなとは思いましたね。あと、犯人は社会で虐げられ、職も追われ、どうやって生活してるのかもわからないどん底状態なはずなんですけど、やたら小奇麗な格好してるのが違和感ありましたねぇ。特に生田斗真はあんなにイケメンキープできる?という感じで。それから戸田恵梨香のキャラもねぇ…。彼女にもバックグラウンドはあるし、敢えて感情移入させないようにそうしてるのかも知れませんが、あの演技の付け方はひどかった。

ちなみに、この作品スピンオフがあるみたいなんで、そっちも観てみたいですね。
(WOWOW)
  1. 2016/06/01(水) |
  2. 映画(サスペンス)
  3. | コメント:0