クマチュー!!

死霊のしたたり [シネマ日記-672]

死霊のしたたり BD [Blu-ray]

-RE-ANIMATOR- (1985年/アメリカ)
監督/スチュアート・ゴードン
出演/ジェフリー・コムズ ブルース・アボット バーバラ・クランプトン デヴィット・ゲイル

個人的には「ブレインデッド」「ヘルレイザー2」とこの作品がオールタイム・ベスト・ホラーである。ホラーは突き詰めればギャグと紙一重とはよく言うが、この3作はその極北みたいなもんである。そんな中でもとびきりヘンタイなのがこの「死霊のしたたり」であり、おおよそ30年前に初めて観て以来、これを超えるユーモアとエログロを兼ね備えるヘンタイホラーは観た事が無い。全くもってすばらしい出来なのだ。

ロメロ監督の「ゾンビ」からわずか7年でここまでゾンビ映画が昇華したのも感慨深いが、思えば80年代はこういうトンデモ映画が続々出てきたまさにピークの時である。89年に宮﨑勤事件が起きてから、ホラービデオは言われのない迫害を受け、淘汰され、今ではすっかり息を潜めたジャンルとなってしまった。作られたとしても、CG全盛になった今となっては、あの頃のような独特の湿度をもったホラーは作られないんだろうなぁと思うと寂しい限りなのである。

ところで、この作品は最初「ZOMBIO」というタイトルで、「死霊のしたたり」は副題だったのだが、DVD発売の頃から「ZOMBIO」がタイトルから消えてしまった。何故なのだろうか。
(BD)
  1. 2013/04/30(火) |
  2. 映画(ホラー)
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バトルシップ [シネマ日記-670]

バトルシップ [Blu-ray]

-BATTLESHIP- (2012年/アメリカ)
監督/ピーター・バーグ
出演/テイラー・キッチュ 浅野忠信 ブルックリン・デッカー リアーナ アレクサンダー・スカルスガルド リーアム・ニーソン

冒頭、いかにもアメリカンバカ映画的なグダグダした感じだったので嫌な予感がしたが、エイリアンがやって来てから後はもう見せ場に次ぐ見せ場で、退屈する事なく楽しく観れた。ただ、観ている間はすごく面白いが、観終わった後は全て忘れてしまうという、ハリウッド大作にいかにもありそうな映画なのであった。映像の迫力は文句なし。ストーリー的にちゃんと伏線を張ってそれを回収しているところも感心した。

洋画に出てくる日本人はこの人か渡辺謙かというほどよく見かける浅野忠信だが、思った以上に活躍していたのに驚いた。また、老艦がAC/DCの「サンダーストラック」に乗せて出撃するシーンに泣いた。ツッコミどころもかなりあったように感じたが、面白かったのでチャラ。ここまで突き抜けると逆に気にならなくなるのだ。
(WOWOW)
  1. 2013/04/28(日) |
  2. 映画(SF)
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さまよう魂たち [シネマ日記-671]

さまよう魂たち [DVD]

-THE FRIGHTENERS- (1996年/アメリカ・ニュージーランド)
監督/ピーター・ジャクソン
出演/マイケル・J・フォックス トリニ・アルバラード ジェイク・ビジー

「ロード・オブ・ザ・リング」の、…と言うより、ワタシ的には「ブレインデッド」のピーター・ジャクソン監督のハリウッド・デビュー作がこれだ!「乙女の祈り」でピーター・ジャクソンを見初めたロバート・ゼメキスが製作総指揮にあたり、自作の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の人気俳優マイケル・J・フォックスが主演と、まさにハリウッド映画の布陣ながら、実のところインディーズ・ホラー風味満載の怪作に仕上がっている。

特に立役者なのが神経質なFBI捜査官役のジェフリー・コムズ。「死霊のしたたり」以上の変人ぶりを見せ、この作品のカルト風味をよりアップさせている。とはいえ、さすがはハリウッド作品、今観ても違和感のない完成度の高いSFXはさすがのクオリティですばらしい。
(CS)
  1. 2013/04/28(日) |
  2. 映画(ホラー)
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テルマエ・ロマエ [シネマ日記-669]

テルマエ・ロマエ Blu-ray通常盤

2013.04.20(TV)
監督/武内英樹
出演/阿部寛 上戸彩 市村正親

最初はテンポが良くてもの凄く面白いのに、後半いきなりテンポダウンして眠くなるのはどういうことか。後半いらないから、阿部寛がいろんな風呂を行き交って、そこには必ず上戸彩が偶然居合わせて、毎回なんらかのインスパイアを受けて、古代ローマの風呂をどんどん立派にしていく、という話で1本作れたんじゃないだろうか?と思うのだが。何故後半を歴史改変やメロドラマを中心にしてしまったのか。

眠気に耐えつつ最後まで一応観たが、結局無駄にスケールが上がってギャグ要素がほぼゼロになって終わりとは愕然とした。続編はさらにスケールアップするとの事だが、そもそもこれそういうお話なの?と疑問は尽きないのであった。
(TV)
  1. 2013/04/20(土) |
  2. 映画(コメディ)
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宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 [シネマ日記-668]

宇宙戦艦ヤマト2199 5 [Blu-ray]

(2013年/日本)
監督/出渕裕
出演/菅生隆之 小野大輔 鈴村健一 桑島法子 大塚芳忠

今回は、いよいよドメルが登場!ヤマトIIIに出てきたフラーケンの登場などなど、1作目以外の要素も盛り込みながら、相変わらずのいいリメイクっぷり。ちょっと前に見た「エヴァQ」に比べると、なんと分かりやすいリメイクよ。しかもちゃんと古くて新しい、この絶妙な新構成。まず、IIIに出ていたフラーケンがイケメンになって登場するのだがこれが渋い。こんな形でカッコ良く帰ってくるとは感銘ひとしお。やっぱり潜水艦モノは面白い。

次はようやく七色星団の戦い。どのようにアレンジされているか、楽しみでなりません。
(THEATER)
  1. 2013/04/20(土) |
  2. 映画(アニメ/特撮)
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