クマチュー!!

カテゴリー:「映画(人間ドラマ)」の記事一覧

・2017/06/18 ザ・ウォーク [シネマ日記-1028]
・2017/01/14 ブリッジ・オブ・スパイ [シネマ日記-1002]
・2016/05/29 HERO(2015) [シネマ日記-968]
・2016/05/03 セッション [シネマ日記-957]
・2016/04/06 オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 [シネマ日記-948]
・2016/01/15 裸足のピクニック [シネマ日記-931]
・2015/11/23 闇金ウシジマくん Part2 [シネマ日記-918]
・2015/10/09 映画 闇金ウシジマくん [シネマ日記-914]
・2015/06/04 ダラス・バイヤーズクラブ [シネマ日記-863]
・2014/08/04 ショーシャンクの空に [シネマ日記-782]
・2014/05/24 フライト [シネマ日記-761]
・2014/02/21 タクシードライバー [シネマ日記-740]
・2014/02/12 ツレがうつになりまして。 [シネマ日記-738]
・2014/02/07 おにいちゃんのハナビ [シネマ日記-735]
・2013/05/13 神様のカルテ [シネマ日記-675]
・2013/01/23 カッコーの巣の上で [シネマ日記-659]
・2012/05/09 阪急電車 片道15分の奇跡 [シネマ日記-628]

ザ・ウォーク [シネマ日記-1028]

ザ・ウォーク [SPE BEST] [Blu-ray]

-The Walk- (2015年/アメリカ)
監督/ロバート・ゼメキス
出演/ジョゼフ・ゴードン=レヴィット ベン・キングズレー シャルロット・ルボン ジェームズ・バッジ・デール

実在の大道芸人・フィリップ・プティが、1974年にワールドトレードセンターツインタワーの間を綱渡りで渡ろうとした経緯と、その挑戦の過程・結果を描くという話。先日東武ワールドスクウェアでワールドトレードセンタービルの模型を観た時にこの映画を思い出したので観てみました。ビルの間を綱渡りするだけの映画ってんで、劇場で3Dで観なければ意味ない映画なんじゃないかと思いましたが、なかなかどうして、手に汗握る映画でしたよ!!

ワタシは高さ400メートルのビルの間を綱渡りなんて、そんな事絶対出来るわけないと思っていたのでフィクションだと思っていたんですけど、なんとこれが実話という事で本当に驚きましたよ!!世の中には凄い人もいるもんですよねぇ。話は主人公自らが語り部となって回想する感じで進むんですけど、実話という事で前半はその人の生い立ちと言うか、半生的に話が進むんですね。こんな感じかぁ、ちょっと退屈かもと思ったら、意外にも早くWTCで綱渡りしようと思い立つんですね!

で、思い立ってから綱を張るまでの過程がクライム映画かスパイ映画かと言わんばかりのスリリングさ。でも、あまりにもトントン拍子で話が進むので、ここはさすがにフィクションだろうと思ったら、これもほとんど実話というから驚き!!で、いよいよ渡ります!!ってなった後ですけどねぇ、これはもう観てない人はとにかく観ていただくしか。それ以上に、今はないWTCが普通に存在するかのように自然に撮影されているのを観て、現代の映像技術の進化は本当に凄いな!!と、驚くばかりでございます。

ワタシは高所恐怖症ですんで吊り橋とか高い所が苦手なんですけど、この綱渡りシーンは家のテレビで観ててもチンさむになりますよ!主人公はもうすいすい渡るんですけど、観てる方は「もうやめてー!!」と思わず声が出てしまいます。主人公が自信満々にいろんな独白するたんびに、何かのフラグが立つ気がしてもう気が気じゃない。すごい手汗かきますよー。この映画はね、高い所が苦手な人とこの話の結末を知らない人の方が、むしろ楽しめる気がしますねぇ。前知識入れないのオススメ!!
(WOWOW)
  1. 2017/06/18(日) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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ブリッジ・オブ・スパイ [シネマ日記-1002]

ブリッジ・オブ・スパイ [Blu-ray]

-Bridge of Spies- (2015年/アメリカ)
監督/スティーヴン・スピルバーグ
出演/トム・ハンクス マーク・ライランス エイミー・ライアン アラン・アルダ

冷戦時代にソ連のスパイがFBIに逮捕され、その弁護士となった男が、ソ連に捉えられ捕虜となったアメリカ偵察機パイロットを解放するため、秘密裏に奔走するという話。タイトルからスパイ映画かと思って観ていたら、主人公はトム・ハンクス演じる弁護士で、まだベルリンの壁があった冷戦中の米ソ間のスパイ交換のお話でした。「U-2撃墜事件」という、史実をもとにした映画のようですね!!

非常に渋い感じで展開するこの映画、アクションやサスペンス、意外性もさほどない歴史ヒューマンドラマといった趣きで、上映時間も結構長いんですが不思議とそう感じない。セリフに張られている伏線が分かりやすく展開が読みやすいし、地味に面白かった感じです。1カ所だけ何故か唐突にものすごい空中アクションシーンがあるんですけど、作品が作品なだけにちと浮いた印象でしたかねー。

でも、全体的には面白かったです!個人的にスピルバーグというと派手な特撮、みたいな印象がありましたけど、彼のこういうシックな映画もまたいいもんですね。
(WOWOW)

テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

  1. 2017/01/14(土) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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HERO(2015) [シネマ日記-968]

「HERO」2015劇場版オリジナルサウンドトラック 音楽:服部隆之

(2015年/日本)
監督/鈴木雅之
出演/木村拓哉 松たか子 北川景子 佐藤浩市

キムタク主演の型破りな検察官を主人公にした人気ドラマの劇場版第2弾。某国大使館近辺で発生した事件を、キムタク検事たちが外交官特権、治外法権の壁を乗り越えて解決していくという話。

テレビシリーズは面白くて好きだったんですけど、個人的に残念な出来だった劇場版第1作以上にイマイチ感があって、これ正直テレビスペシャルでもいいんじゃないの?という作品でした。松たか子と北川景子という2シリーズのヒロイン共演はなかなか嬉しいんですけど、なんかそれだけという感じだし、国際的な話な割には海外ロケも最後にとってつけ、そして今作もカタルシスがほぼない!前作で不満を感じていた事が踏襲されているというね!しかも今回は法廷シーンなし!これが本当に残念でしてね…。観客はそこに至る、手に汗握る二転三転が観たい訳ですからね!

肝心のストーリーもご都合主義というか、偶然性の高い展開ですよね。もともとそういうドラマではありましたけど、やっぱり劇場版なんで、その辺はしっかり納得する形で見せていただきたいじゃないですか! やたらスタイリッシュな冒頭の事故シーンや宇宙に行っちゃうスポーツシーンなど、謎な(しかもかったるい)演出が入るのも意味がわからないし、そもそも相手が架空の国なもんで、やたらファンタジー色が上がっちゃってリアリティが薄れてるんですよねぇ。もう、売りが牛丸次席の娘役が誰か分かるっていうだけじゃないですか!

というわけで、終止残念な感じで観てました。次があるのか分かりませんし、作るとして別に過去作オールスター出せとはいいませんけど、せめて劇場版ならではの、「いや〜!観たなぁ!」と思えるような作品にして欲しかったなぁ、というところはありますねぇ…。ただ、アンジャッシュ児島が意外にいい演技してたっていうところは良かったです。そこだけ!?
(WOWOW)
  1. 2016/05/29(日) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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セッション [シネマ日記-957]

セッション コレクターズ・エディション [Blu-ray]

-Whiplash- (2014年/アメリカ)
監督/デミアン・チャゼル
出演/マイルズ・テラー J・K・シモンズ ポール・ライザー メリッサ・ブノワ

音楽学校に通う若きドラマーが、鬼のような指導者にシゴかれまくるというお話。これはすごい。引き込まれましたわ!もう観てる間、特に演奏シーンはほんとにぐっと力が入るんですよね!

日本人にはおなじみのスポ根モノで、ちょっと才能があっていい気になっている若者が、鬼コーチにシゴかれたあげく心を折られて、でもコーチの思いを知ってまたやる気が蘇って見事復活!!めでたしめでたし!ってのがよくありますけど、基本的にはそのフォーマットそのまんまなんですよね。ただ、この映画に出て来る指導者フレッチャー先生のシゴきは半端じゃなくて、それこそ生徒の中では精神をやられてしまう人も出る始末というね。

で、案の定主人公のニーマン君もシゴかれるうちに心を折られていくんですけど、それも血のにじむような努力をしたのに、演奏の上手下手関係ないじゃんみたいな、あまりにも不条理な理由でやられるもんだから、だんだんフレッチャー先生が本気で生徒の事を思っているのか、ただいじめたいだけなのか分からなくなってくるわけですね。彼は中盤にそれが原因で結構大変な目に合いましてね、すわ、これは「ミリオンダラー・ベイビー」的な展開なのか!?と驚くんですけど、まぁその結末は観てのお楽しみということで…。

結果として、この映画は普通のスポ根とはちょっと違う展開をするわけなんですけど、自分には最後までフレッチャー先生の思いが分からなかった。特にラスト。あれは考えさせられますよねぇ。果たして、あの展開はフレッチャー先生にとって想定外だったのか?それとも、そう思わせておいてあれすら思い描いた通りの結末だったのか?そこはこの映画では描かないので、想像するしかないんですねぇ。

ところで、この映画は音楽映画だけあって劇伴がいいんですよ。特に劇中で演奏される曲「Caravan」がいいんですよねぇ。ワタシ最近ジャズ聴き始めてるんですけど、この「Caravan」は、マックス・ローチがドラム叩いてるクリフォード・ブラウン版が良くてねぇ…。メチャクチャテンポが激しいんですけど、途中の長いドラムソロが素晴らしいんです。この映画でも最も重要なシーンで演奏されるんですが、本当に痺れます!!

あと、個人的には主人公のお父さん役で「エイリアン2」のクズ野郎・バークを演じたポール・ライザーが出ていて懐かしかったです。やっぱ老けたなぁ!それから恋人役のメリッサ・ブノワが助川ユキ似でかわいい(古い)。
(WOWOW)
  1. 2016/05/03(火) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 [シネマ日記-948]

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 [DVD]

-Locke- (2013年/イギリス)
監督/スティーヴン・ナイト
出演/トム・ハーディ

今では「マッドマックス」の人として一躍有名になったトム・ハーディが、1人ただひたすら高速道路で車を走らせるという映画。本当にトム・ハーディしか出て来ない!!約1時間半の上映時間、ほぼ全編、彼が車の中で電話をしているだけなんですよ!

これは、なんていうんですかね、ソリッドシチュエーションの一種なんでしょうか?でもスリラーじゃないんですよ。人間ドラマですね!主人公は不倫をしていてよそに子供まで作ってしまう。そこにまず感情移入できないんですけど、さらに会社では重要な立場に立っていながら、非常に大事な仕事を部下に任せて産気づいた浮気相手の元に向かってしまう。なんで??…ってところから先が気になっていくんですな。それを全て車内の電話での会話だけで進めていくわけです。彼が何故その行動を選択したのか?それがどう明らかになるのか?そしていったい結末はどうなるのか?観客はどんどんそれが知りたくなって1時間半があっと言う間なんですね!

あと、それとクロスする形で仕事が大ピンチになって、それをうまく乗り切ろうとするところがちょっとサスペンス仕立てというか、まぁ、そういうエピソード入れないと話が持たないですよね。電話で的確な判断をして部下に指示したり、関係者に根回ししたりと、管理職をやる人には参考になるかも、…いやならねぇか。でも、とりあえずあの時間内に嫁やら息子やら浮気相手やら上司やら部下やら、あんなにいろんな人からやたら電話がかかってきたらパニックになってもいいようなもんですが、素晴らしい切り替えでさばいていく様は見習いたい。

個人的には想像していた内容とはちょっと違っていたし、結末も全く想定外でした。まぁ、賛否あるような気はしますが、いろいろ考えさせられる作品であるのは確かですね!
(WOWOW)
  1. 2016/04/06(水) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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裸足のピクニック [シネマ日記-931]

裸足のピクニック [DVD]

(1993年/日本)
監督/矢口史靖
出演/芹沢砂織 浅野あかね Mr.オクレ 娘太郎 鈴木砂羽

なにこの負の連鎖!?そして超展開!!薄幸そうな女子高生がふとしたきっかけでどんどん災難に見舞われていく姿は、まさに死なないファイナルディスティネーション!

でも、この主人公には死んでてもおかしくない目に遭いながら平然と生きのびるサバイバル能力や、どんな環境に落ち入っても速攻でそこに馴染む天然さがあって、そこが普通なら暗い映画になってしまいそうなテーマなのに逆にコメディ映画の様相を呈してくるから面白い。あと、意図的なのか登場人物の演技がほとんど素人に近い下手さ。そんな中、この作品が映画デビューとなった鈴木砂羽さんの豪快演技が光ってます。

矢口史靖の映画第一作のようで、新鋭監督が勢いで作った低予算映画と言ってしまえばそれまでですが、個人的にはシュールな魅力がある映画で面白かったです。ツッコミ所ももちろんありますけど、そこを全て吹き飛ばしてしまう何かがあるというか。ただ、ラストはもうちょっと分かりやすくしてくれても良かったか。
(WOWOW)
  1. 2016/01/15(金) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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闇金ウシジマくん Part2 [シネマ日記-918]

映画「闇金ウシジマくんPart2」Blu-ray 豪華版

(2014年/日本)
監督/山口雅俊
出演/山田孝之 綾野剛 やべきょうすけ 菅田将暉 窪田正孝 門脇麦

前作の劇場版に続き、今回も面白かった。金で身を滅ぼす人間しか出て来ないのでどんどん別世界の話のような気がして来るし、テーマ的にやや前作とかぶる感じもしたが、今旬の俳優女優が、そんなに!?というほどあっさりと借金に手を出して落ちぶれていく姿はやはり衝撃。是非続編も見たい。
(WOWOW)
  1. 2015/11/23(月) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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映画 闇金ウシジマくん [シネマ日記-914]

映画 闇金ウシジマくん [Blu-ray]

(2012年/日本)
監督/山口雅俊
出演/山田孝之 大島優子 林遣都

面白かったです。これは日本のピカレスクロマンですな!マジ悪い奴なのにこのヒーロー感は何なんでしょう?

しかし山田孝之の存在感は凄いです。大島優子も浮いてなくて良かった。林遣都のチャラ男君の運命は、そこまで想定してなかったので愕然としましたね。この映画観たら借金は絶対にしたくなくなります。
(WOWOW)
  1. 2015/10/09(金) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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ダラス・バイヤーズクラブ [シネマ日記-863]

ダラス・バイヤーズクラブ [Blu-ray]

-Dallas Buyers Club- (2013年/アメリカ)
監督/ジャン=マルク・ヴァレ
出演/マシュー・マコノヒー ジェニファー・ガーナー ジャレッド・レト

静かな余韻を感じさせる映画。噂のマシュー・マコノヒーの激やせ演技は驚くばかりだが、大きな盛り上がりがあるわけではなく、お涙頂戴な感動作でもない。まして、テーマがテーマなだけに感情移入もしにくく淡々としているから、観る人によっては退屈に感じるかも。
(WOWOW)
  1. 2015/06/04(木) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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ショーシャンクの空に [シネマ日記-782]

ショーシャンクの空に [Blu-ray]

-THE SHAWSHANK REDEMPTION- (1994年/アメリカ)
監督/フランク・ダラボン
出演/ティム・ロビンス モーガン・フリーマン ボブ・ガントン

巷では名作と名高いヒューマンドラマ。ストーリーとしては割と淡々と進むタイプだが、丁寧にエピソードを積み上げているので飽きずにのめり込む事ができるし、淡々としている分なおさらクライマックスのどんでん返しはカタルシスがある。そして、ラストにはさらりと感動させて終わる。

スティーヴン・キング原作ということで、当初はもっと「グリーンマイル」のように超常的な出来事が起こる映画だと思っていた。結果は想像していた内容とはやや異なっていたが、観終わって「人生っていいな」と思う気持ちになった。自分的に特に心に大きな影響を与えてくれたとか、ものすごい感動を与えてくれたというほどではなかったが、さらっとした余韻を残す、ちょっといい映画を観た、という感じだ。
(CS)
  1. 2014/08/04(月) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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フライト [シネマ日記-761]

フライト [Blu-ray]

-FLIGHT- (2012年/アメリカ)
監督/ロバート・ゼメキス
出演/デンゼル・ワシントン ケリー・ライリー ブルース・グリーンウッド ドン・チードル ジョン・グッドマン メリッサ・レオ ジェームズ・バッジ・デール

ロバート・ゼメキス監督による、人間の善悪と弱さを描く社会派作品。ASKA事件が起きた、非常にタイムリーな時にこの映画を観た。

前半の目玉である飛行機墜落シーンは、往年の「エアポート」シリーズのように飛行機外部から捉えたショットはほとんど無いのに、ものすごい迫力と臨場感。転じて後半は人間ドラマをじっくり描く構成。

アル中で麻薬常習のパイロットがなんであんなに凄腕なのかは分からないが、多くの人命を救ったヒーローとは言え明らかに主人公に否があるため、普通は主人公に感情移入する事はできないだろう。中盤からの主人公の他人に対する発言やモラルのない態度には、映画のクライマックスまで嫌悪感を感じる人がいるかも知れない。にも関わらず、本当の最後の最後に一気に感情移入してほろっとしてしまう。この持って行き方はさすがとしか言いようがない。お見それしました。
(WOWOW)
  1. 2014/05/24(土) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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タクシードライバー [シネマ日記-740]

タクシードライバー [SPE BEST] [Blu-ray]

-TAXI DRIVER- (1976年/アメリカ)
監督/マーティン・スコセッシ
出演/ロバート・デ・ニーロ シビル・シェパード ハーヴェイ・カイテル ジョディ・フォスター アルバート・ブルックス

アメリカン・ニューシネマの傑作と言われている超有名作。今までずっと観る機会がなかったがようやく観た。これは結構見る人を選ぶ映画ですな。特に現代では、人によっては主人公に全く感情移入できないだろうから、彼が起こす奇妙な行動も理解できず、単なるストーカーを描く映画として嫌悪感を募らせるだけだろう。少なくとも自分はそうだった。深い映画を理解できないワタシなのだ。

物語が淡々と進んだあと、クライマックスにやっと衝撃的なシーンがやってくるが、それすらカタルシスはなく、そのオチもあいまって複雑な感情を抱いてしまう…。やはり背景となる時代ゆえの作品なのだろうか。どっちかというと似たようなテーマでエンタテイメント性を持たせた「太陽を盗んだ男」は理解できたのだが。全編に流れる渋いサックスの音楽は良かった。あと、デ・ニーロが若い!と驚く(先日「キラー・エリート」観た後だけに)。
(CS)
  1. 2014/02/21(金) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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ツレがうつになりまして。 [シネマ日記-738]

ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD]

(2011年/日本)
監督/佐々部清
出演/宮﨑あおい 堺雅人 吹越満 梅沢富美男 大杉漣 余貴美子

NHK大河ドラマ「篤姫」で夫婦役をやった宮﨑あおいと堺雅人が、現代劇で再び夫婦役を演じる事で話題となった映画。「鬱病」というテーマを扱いながら決して暗くはならず、ふわふわした空気感で包む、ハートウォーミングな話である。ダンナの事を嫁が「ツレ」と呼ぶのにいささか抵抗があったのを除くと、リアリティの有無はともかくまずまず面白く観れた。宮崎あおいがかわいらしい奥さんとして描けているし、堺雅人は言わずもがな、時の人だけあってさすがの演技である。

ただ、この映画を観ても「鬱病」というものはよく分からなかった。それだけ本人しか分からない辛さがあるのだろうとは思うが、個人的には「ツレ」が上司に言われる、「今時会社で働く人間はほとんどウツみたいなもんだ」という台詞の方が分かるような気がするからだ。

あと、クライマックスに「ツレ」の曰く付きの人物が突如姿を現すのだが、その時なぜあの発言をしたのかがさっぱり分からなかった。原作にあるのか、特別ゲストをサプライズで出したかったのかは知らないが、あのシーンだけは取って付けにしか見えなかったので、もう少し説明を入れるか、いっそカットした方が良かったんじゃないか。
(BS)
  1. 2014/02/12(水) |
  2. 映画(人間ドラマ)
  3. | コメント:0

おにいちゃんのハナビ [シネマ日記-735]

おにいちゃんのハナビ [Blu-ray]

(2010年/日本)
監督/国本雅広
出演/高良健吾 谷村美月 宮崎美子 大杉漣

非常にストレートな展開をする典型的なお涙頂戴映画であるが、谷村美月が演じる病気の妹が明るくて性格が良いキャラクターなので、重くならずにさらっと見れるのが救い。号泣を覚悟したがそうでもなく、むしろ爽やかな後味が残る映画である。

頭を丸めてまで頑張った谷村美月もいいが、作品毎にガラっとキャラを変える高良健吾もすごい。今回も引きこもりで自閉的な兄が妹によって心を開いていく姿を説得力のある演技で見せる。まぁ、あんな妹がいたなら誰でも心開いてしまうと思いますがね。あと、何気に岡本玲、早織というお気に入り女優が出てるほか、無名時代の剛力彩芽が出ているのも見所。
(BS)
  1. 2014/02/07(金) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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神様のカルテ [シネマ日記-675]

神様のカルテ スタンダード・エディション【Blu-ray】

(2011年/日本)
監督/深川栄洋
出演/櫻井翔 宮崎あおい 要潤 池脇千鶴 原田泰造 岡田義徳 柄本明 加賀まりこ

主演の櫻井翔と宮崎あおいが演じるキャラクターが非常に独特なセリフ回しをするため、救急外来の凄惨な医療現場を舞台としているにも関わらず、ふわふわとした一種ファンタジー色さえ感じる作品になっている。取り立ててドラマが大盛り上がりするでもなく淡々と進んで行くのだが、だからと言って退屈なわけではなく、登場人物の雰囲気だけで最後まで世界に入ってしまう、不思議な映画だった。

しかし、加賀まりこに泣かされるとは思わなかったな。彼女絡みのエピソードはじんわりと泣けます。世界に入っていける人なら。
(BS)
  1. 2013/05/13(月) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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カッコーの巣の上で [シネマ日記-659]

カッコーの巣の上で(初回限定生産) [Blu-ray]

-ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST- (1975年/アメリカ)
監督/ミロス・フォアマン
出演/ジャック・ニコルソン ルイーズ・フレッチャー マイケル・ベリーマン  ウィリアム・レッドフィールド ブラッド・ドゥーリフ クリストファー・ロイド  ダニー・デヴィート

1975年のジャック・ニコルソン代表作。刑務所から逃れるために精神病を偽って精神病院へ入院してきた主人公と患者たちのふれあいを描くヒューマンドラマで、いかにも70年代アメリカの反体制映画。だんだんと心がつながっていく主人公マックと精神病患者たちが繰り広げる中盤の微笑ましいエピソードが、ラスト近辺におこる衝撃的な出来事のせつなさを倍増させる。

あと、先日観た「シャッター・アイランド」と(ストーリーではないが)意外な共通点があって驚いた。決して派手な映画ではないが、こういう作品をふっと楽しむのもいいものだな、と思った。なかなかのおすすめです。
(CS)
  1. 2013/01/23(水) |
  2. 映画(人間ドラマ)
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阪急電車 片道15分の奇跡 [シネマ日記-628]

阪急電車 片道15分の奇跡 blu-ray

(2011年/日本)
監督/三宅喜重
出演/中谷美紀 戸田恵梨香 宮本信子 芦田愛菜

阪急電車を舞台に、それを使う様々な人々の人間模様を描くお話。観た後に、心が優しい気分になりました。辛い事があった時に観ると、心が癒されるかもです!

淡々と話が進んでいき、気がつくとエンディングを迎えている、という感じなのですが、ものすごく盛り上がるわけではないけどずっと見続けたくなる、そんな映画です。
(TV)
  1. 2012/05/09(水) |
  2. 映画(人間ドラマ)
  3. | コメント:0